
2026年9月26日(土)~9月29日(火)の4日間、岐阜競輪場でGIII「開設77周年記念 長良川鵜飼カップ」が開催されます。
今年の岐阜記念は、これまでとは少し違った開催となります。
岐阜記念として初めてのナイター開催となり、S級S班からは脇本雄太、嘉永泰斗の2人が参戦。さらに新田祐大、山口拳矢、松浦悠士、山崎賢人、松本貴治ら実力者が揃いました。
岐阜競輪場は400mバンクながら見なし直線59.3mと長く、過去データでも「差し」が最も多い競輪場です。
ここでは岐阜バンクの特徴や過去の長良川鵜飼カップの結果を確認しながら、今回の出走予定選手から注目選手を分析するとともに、最終日にはS級決勝の買い目予想を公開いたします。

【長良川鵜飼C】レース概要
| レース名 | 開設77周年記念岐阜競輪GII 長良川鵜飼カップ |
| 開催日 | 2026年9月26日(土)~9月29日(火) |
| 開催地 | 岐阜競輪場 |
| グレード | GⅢ |
| 1着賞金 | 560万円 |
| 補足 | – |
2026年の長良川鵜飼カップは9月26日から29日まで開催されます。
今回の岐阜記念は初のナイター開催となり、昼開催とは異なるコンディションにも注目です。
過去の長良川鵜飼C優勝者
近年の岐阜記念では、実力上位の自力型・追い込み型が優勝しています。
| 年 | 優勝 | 2着 |
|---|---|---|
| 2025年 | 清水裕友 | 犬伏湧也 |
| 2024年 | 松浦悠士 | 深谷知広 |
| 2022年 | 松浦悠士 | 平原康多 |
| 2020年 | 郡司浩平 | 松浦悠士 |
| 2019年 | 太田竜馬 | 桑原大志 |
| 2018年 | 桑原大志 | 山崎芳仁 |
| 2017年 | 成清貴之 | 平原康多 |
| 2016年 | 武田豊樹 | 吉田拓矢 |
※2023年は岐阜記念ではなく、別開催となっています。
直近では、2024年が松浦悠士、2025年が清水裕友と、いずれもトップクラスの選手が優勝しています。
2025年の決勝から見る岐阜記念の傾向
2025年の決勝は、犬伏湧也-清水裕友の中四国ライン、嘉永泰斗を含む九州勢、纐纈洸翔-志智俊夫の中部勢などによる細切れ戦でした。
最終的には犬伏が8番手からロング捲りを決め、清水が番手から差し切り。
1着清水裕友、2着犬伏湧也、3着志智俊夫
という結果になり、3連単は7,950円でした。
ここでも岐阜らしく、先行選手の押し切りではなく、「強力な自力型+番手の差し」という形が決勝を制しています。
2024年は松浦悠士が捲りで優勝
2024年の岐阜記念も細切れ戦。
青野将大-小原太樹の南関ライン、村田祐樹-笠松信幸の中部ライン、松浦悠士-阿竹智史の中四国ライン、深谷知広-三谷将太のラインなどが形成されました。
レースでは村田祐樹が先行してペースを作る中、松浦悠士が4番手から捲りを決めて優勝。
2着深谷知広、3着は三谷将太となりました。
2025年が「番手差し」、2024年が「捲り」。
岐阜記念の決勝では、先行選手の番手を回る選手と、好位置から自力で仕掛けられる選手の両方にチャンスがあることが分かります。
【長良川鵜飼C】岐阜競輪場の特徴

岐阜競輪場は1周400m、見なし直線59.3m。
400mバンクとしては直線が長く、カントも比較的きついのが特徴です。
公式情報でも、逃げ・捲り・追い込みのどの戦法でも力を発揮できる「クセの少ないバンク」とされています。
一方、ホーム側では風向きが変わりやすく、風を計算した仕掛けが重要になります。
バック側は追い風になるケースが多く、先行ラインがスピードに乗りやすい点もポイントです。
つまり、「先行有利」と単純に決めつけるのではなく、長い直線を生かした番手差し・捲りも重視したいバンクと言えるでしょう。
岐阜の決まり手は「差し」が中心
岐阜競輪場の近年データを見ると、この特徴がより分かりやすくなります。
2021年6月~2026年6月の集計では、1着の決まり手は、
- 逃げ:22.0%
- 捲り:31.8%
- 差し:46.0%
となっており、差しが最多です。
さらにS級9車立てに限定すると、
- 逃げ:14.9%
- 捲り:38.1%
- 差し:47.5%
となります。
S級戦では逃げ切りの割合がさらに低下し、捲り・差しが中心となっています。
このデータからも、岐阜で上位争いを考える際には、「先行選手が残るか」だけではなく、番手から差せる選手や捲りで前団を飲み込める選手を評価することが重要です。
