北条早雲杯争奪戦2025予想|展望・見どころ・狙い目を徹底解説!

GⅢ開設76周年記念北条早雲杯争奪戦

北条早雲杯争奪戦(GIII)は、
神奈川県・小田原市にある 小田原競輪場 にて2025年11月6日(木)~11月9日(日)の4日間にわたって開催されます。

これは開設76周年記念の一環として行われる記念GIIIレースで、11月の競輪ファン注目の一戦です。 

本記事では、レースの背景・バンクの特徴・過去傾向・注目選手・展望・狙い目までを幅広く紹介しますので、ぜひ車券購入や観戦の参考にしてください。

2025年11月小田原競輪2週連続GⅢレース開催
引用:小田原競輪公式より


北条早雲杯争奪戦は、毎年秋〜初冬にかけて小田原競輪場で行われるグレードレース(GIII)です。

2025年は開設76周年を記念して、11月6日(木)~9日(日)の4日間にわたって開催されることが公式に発表されています。 

この大会は、地元・南関東勢はもちろん、全国からS級選手が参戦して熱戦を繰り広げる舞台。

GIIIというグレードゆえ、勝ち負けだけでなくシリーズ構成・展望・ラインの読みも重要になってきます。

開催場所:小田原競輪場(神奈川県小田原市城山4-10-1)


競輪を予想する上で、バンクの特徴・傾向を押さえることは極めて重要です。

小田原競輪場は、次のような特徴があります。 

  • 周長333m。直線距離は見なしで約36.1m。 

  • センター部の路面傾斜(カント)が35°34′12″と非常にきつめ。直線部も3°26′1″ほど。

  • 通称「すりばちバンク」と呼ばれるほどカントのきつさが特徴で、捲りも決まりやすく、スピード勝負になりやすいバンク。

  • 風の影響は比較的少ないと言われており、バンク自体の特性が勝負に直結しやすい。

これらの特徴を踏まえると、先行/捲りが決まりやすく、追い込み一発というのはやや厳しい傾向があると言えます。

特に、番手からの展開や地元勢のライン構成を読み取ることが、勝ちパターンを掴む鍵となるでしょう。


過去の北条早雲杯争奪戦を振り返ると、以下のような傾向が見られます。 

  • 地元・神奈川、南関東勢の活躍が目立つ。例えば2023年・2024年ともに郡司浩平が優勝。 

  • 先行・捲りが有効。バンク特性から、早めに主導権を握るライン・選手がそのまま押し切る展開になりやすい。

  • 決勝戦では、A級クラスのラインや中部・近畿・北日本・九州からの参戦者も含めた全国ネットの戦いになるが、バンク特性を理解して速攻を仕掛けられる選手が上位進出しやすい。

  • S級S班や上位クラスの顔ぶれが毎年揃い、記念レースとして格上の選手が本気モードで臨むため、展開読み・ライン読みがより重要になる。

以上から、本レースでは「どこが先行・どこが番手・どこが捲りに回るか」をレース前から予想しておくことが、車券的にも価値が高いと言えます。


2025年大会に向けて注目すべきポイントを以下に整理します。

不出場情報

まず、注目すべき動きとして、S級S班の 脇本雄太 選手(福井・94期)が本大会の出場を見送ることが発表されました。これにより、他地区選手・地元勢の勝機が多少広がったとも言えます。 競輪.netkeiba.com

地元・南関東勢

神奈川の地元勢には例年通り力が入ります。特に 郡司浩平 選手や 北井佑季 選手といった顔ぶれは、バンク特性を熟知しており、ここでも主役候補です。過去連続優勝している郡司選手の動きには注目です。
さらに、地元ラインとして南関東ラインが厚く組まれる可能性が高く、ライン構成・番手配置・展開先読みが鍵となるでしょう。

全国ネットからの刺客

地元以外からも、先行力・捲り力に優れた選手が参戦してきます。例えば、特定の実力選手・S級上位選手の動向をチェックしておくべきです。脇本選手の不在により、他地区の選手が優勝争いに食い込むチャンスが増えたと見ることもできます。

予想ポイント

  • 先行・捲り可能な脚質の選手をピックアップ:小田原バンクではこのタイプが強い。

  • 番手・3番手からの追走力も要チェック。地元ラインの3番手が突き抜けるパターンも侮れません。

  • ライン構成の優位:南関東ラインが複数選手を擁す場合、展開が組みやすい。逆に他地区の単騎・弱ライン選手は展開読みで抑えどころ。

  • 展開が速くなりがち:カントがきつく、加速が付きやすいバンクなので、タイミングよく仕掛けられる選手が有利。


2025年11月6日から始まる本大会では、次のような観点を持って狙い目を定めると良いでしょう。

開幕から初日・2日目

初日は一予選・特選、2日目は選抜・二次予選という構成です。ここではまず「誰がスムーズに予選を通過するか」「どのラインが初日から勢いを見せるか」を確認したいところ。地元選手・地元ラインの動きを初日の段階からチェックしておくと、中盤以降の展望がクリアになります。
また、初日の特選・選抜で早めにペースを掴む選手が、シリーズ全体を通して勢いを維持する可能性があります。

中盤(3日目)/準決勝展開

3日目は一般・選抜・特選・準決勝が予定されており、勝負のターニングポイントとなる日です。ここでは「決勝へ向けてどの選手が脚を残しているか」「番手・3番手がどこまで追走しているか」「展開が先行・捲りどちらへ振れているか」を見極めることが重要です。
この段階で勢いのあるラインを把握すれば、最終日の車券購入における勝ちパターンが立てやすくなります。

決勝戦(最終日)

11月9日(日)は決勝戦が行われる最終日。ここまでの流れを踏まえて、「先行を握った選手がそのまま押し切る」「番手・捲り展開で一気に上がる」のどちらかが典型パターン。小田原のバンク特性から、スタートから仕掛けの速い選手・有利なラインが優位になります。
また、地元勢・南関東ラインが結束していれば、展開的にも有利と見ることができます。逆に他地区の選手は、番手・捲りの位置取りから自在に動ける体制を整えておきたいところです。


  • 先行・捲り型の選手比率を重視:バンクの特性上、スタートから速めの展開になりやすいため、出脚・加速力・先手を取れる脚質が優位。

  • ライン構成・流れを読み切る:特に南関東ラインの形成、地元選手の番手・3番手配置を確認しておく。

  • 展開読みを優先する:どの選手が捲りに回るか、どのラインが先行を主導するか。スピード勝負の展開になった時こそ、読みが当たれば大きなチャンス。

  • 予選から勢いをチェック:シリーズの初日・中日に複数勝を挙げる選手・ラインが、決勝で勢いを持って走ることが多い。

  • 注目出場選手の動向把握:特にS級S班・S級1班の選手動向。脇本雄太選手が不出場という情報も、他地区・地元勢の勝負勘に影響を及ぼす材料です。


本記事では、2025年11月6日~9日、神奈川・小田原競輪場にて開催される北条早雲杯争奪戦(GIII)について、レース概要・バンク特性・過去傾向・注目選手・展望・車券攻略ポイントまでを整理しました。

小田原のバンクは「すりばちバンク」と呼ばれるほどカントがきつく、先行・捲り展開が決まりやすいという特徴があるため、予想においては“速めの展開を制する脚質・ライン”に注目することが勝利への近道です。

また、地元・南関東ラインの動きや全国から参戦する強豪選手のライン構成も、読みの精度を高めるうえで重要なカギとなります。

この記念GIIIレースは、車券ファンにとっても観戦ファンにとっても注目度の高いイベントです。

初日から最終日までの4日間を通して流れを追い、狙い目を絞っておくことで、より楽しみながら参戦できることでしょう。

ぜひ、レース前から準備を整え、11月の小田原で繰り広げられる熱戦を見逃さないようにしてください!




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