京都向日町競輪場の特徴と予想のコツ|逃げが有利な400mバンク!

向日町競輪

京都府向日市にある京都向日町競輪場(むこうまちけいりんじょう)は、西日本で長い歴史を持つ競輪場のひとつです。

400mバンクながら「逃げが決まりやすい」と言われる特徴的なコース設計により、他場とは異なるレース展開が多く見られます。

本記事では、向日町競輪場のバンク形状や決まり手、予想のコツ、地元選手情報、アクセス方法などを含めて詳しく解説します。


レース場名向日町競輪場(京都向日町競輪場)
コース情報周長 400m
見なし直線距離 47.3m
センター部路面傾斜 30゜29´7″
直線部路面傾斜 3゜26´1″
ホーム幅員 10.3m
バック幅員 9.3m
センター幅員 7.6m
所在地〒617-0002 京都府向日市寺戸町西ノ段5
電話番号075-921-0317
公式サイトURLhttps://kyoto-mukomachikeirin.com/
アクセス■無料バス
阪急・東向日駅の西改札口を出て線路沿いに無料バス発着所あり(競輪場まで約5分)。
またJR向日町駅の改札出てすぐ前から無料バス(約8分)

隣接無料駐車場 1200台
施行者京都府
所有者京都府
マスコット「ムコリンムッチー」
Facebookhttps://www.facebook.com/kyotomukoumachikeirin
Youtubehttps://www.youtube.com/@tube6082
Xhttps://x.com/kyotokeirin
Instagramhttps://www.instagram.com/kyoto.m.keirin/

向日町競輪場は、京都府の西部に位置し、京都市内や大阪からのアクセスも良好。地元ファンに愛され続けている歴史ある競輪場です。


向日町競輪場は、400mバンクとしては直線がやや短めで、コーナーがキツく設計されています。

これにより、スピードの持続力に優れた逃げ・先行タイプの選手が活躍しやすい傾向があります。

特徴まとめ:

  • 直線が短いため差しが届きにくい

  • 急カーブでテクニカルなコーナリングが求められる

  • コース取りの技術と位置取りが勝敗を分ける

  • 逃げ、まくりに強い選手が有利

見なし直線が53.7mと400mバンクの中では短めなため、追い込み脚質の選手にはやや不利。

先行・捲り脚質の選手が有利なバンクです。


向日町競輪場では、全国の平均と比べて「逃げ・まくり」がやや多く、「差し・追い込み」がやや少ない傾向があります。

脚質別の傾向(F1・F2開催):

  • 逃げ:多い

  • まくり:平均〜多め

  • 差し:やや少ない

  • 追い込み:少なめ

最終バックを取った選手の残り率が比較的高く、逃げ粘りが頻出。ゴール前での逆転劇は少なめで、隊列を維持したままゴールする展開も多いです。


向日町競輪場の予想を組み立てる際は、以下のポイントを意識すると的中率が高まります。

ポイント①:逃げ・まくり選手を重視

先行で主導権を握る選手、特にS級・A級ともにスタートダッシュの早い選手は評価アップ。

ポイント②:ラインの構成を意識

番手選手の差し切りもあるが、先行の押し切りを狙った車券構成が有効。2車ラインよりも3車ラインが有利。

ポイント③:コース取りの上手さも重要

最終コーナーのライン取りによって、抜け出す選手が変わるケースがあるため、テクニックに長けたベテラン選手の脚質にも注目。


向日町競輪場の看板レースは、年1回開催されるG3競走**「平安賞」**です。関西圏の強豪選手が集結し、見応えある番組が組まれます。

  • 開催時期:例年5月頃

  • 近畿エリアの精鋭が激突

  • バンク特性を知る地元選手が強い

「逃げ→番手の差し」という向日町らしい展開が多く見られ、ライン戦を重視した予想が求められます。


  • 無料休憩スペース・ファンルームあり

  • フードコートや売店も充実

  • モバイル投票コーナーあり

近年は改修も進み、清潔感のある施設でゆったりと観戦できる環境が整備されています。


近畿地区(大阪・京都・奈良・兵庫)の選手は、向日町バンクを熟知しており、先行・まくりの技術に長けた選手が揃っています

特に地元京都支部の選手がラインの先頭を担うと、高確率で好走するため、出走表では京都勢に注目すべきです。


京都向日町競輪場は、400mバンクでありながら逃げや先行型が有利という特徴的なレース展開が魅力です。

  • 見なし直線短め=差しが決まりにくい

  • 先行・まくり選手が優位

  • ラインの構成と地元選手の動向が鍵

  • 初心者も観戦しやすい設備・アクセス良好

バンク特性を理解した上で、戦術的な予想を展開することが高配当への近道となるでしょう。ライン重視で、逃げ粘りを狙った車券構成が勝利の鍵です。