千葉競輪場の特徴とは?PIST6・250mドームバンクを徹底解説!

千葉競輪

千葉競輪場は、2021年10月にリニューアルオープンし、日本初の屋内ドーム型木製バンク「TIPSTAR DOME CHIBA」として生まれ変わりました。

旧500mバンクから、1周250mの高速バンクに劇的に進化し、これまでの常識を覆すようなレース展開が魅力です。

本記事では、千葉競輪場の歴史・バンク構造・予想傾向・アクセス情報・注目レースまで詳しく解説します。

初心者にもわかりやすく、かつ上級者にも役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。


レース場名千葉競輪場(千葉JPFドーム)
コース情報周長 500m
見なし直線距離 60.0m
センター部路面傾斜 24゜13´1″
直線部路面傾斜 2゜51´45″
ホーム幅員 10.3m
バック幅員 9.3m
センター幅員 8.3m
所在地〒260-0045 千葉県千葉市中央区弁天4-1-1
電話番号043-331-6678
公式サイトURLhttps://chiba-jpf-dome.com/
アクセス・JR「千葉駅」から徒歩15分
・千葉都市モノレール「千葉公園駅」から徒歩2分
・JR千葉駅北口23番バス乗り場より競輪場行の無料バスを運行交差点を右折

無料駐車場 4ヶ所 467台収容
施行者千葉市
所有者千葉市
マスコット「ライモン君」
Facebookhttps://www.facebook.com/chiba.cycle.club
Xhttps://x.com/jpf_chiba250
Instagramhttps://www.instagram.com/jpf_chiba250_official/

千葉競輪場は、1950年に開設された歴史ある競輪場でしたが、2021年に完全リニューアル。

日本初の屋内型250m木製バンク「TIPSTAR DOME CHIBA」として新たに誕生しました。

特にPIST6専用のバンクとして設計されており、他の競輪場とはまったく異なるスタイルでレースが行われています。

都心からのアクセスも良く、東京駅から電車で約40分。都市型ドーム競輪場としては国内最高レベルの利便性です。


● 完全屋内ドーム型競輪場

千葉競輪場は日本初となる「完全屋内型バンク」です。天候の影響を一切受けず、1年中安定したレースコンディションで開催されます。観客も冷暖房完備の快適な環境で観戦が可能。

● 250m木製バンク

競輪では珍しい**木製バンク(屋内板張り)**を採用。ヨーロッパのトラックレースで主流の構造で、スピードが出やすく、タイムトライアルのようなレースが展開されます。

  • 1周250mは日本最短

  • 最大傾斜45度でコーナーも高速

  • 摩擦が少なくタイヤが滑るほど滑らか

● 「PIST6」専用レースが中心

千葉競輪場では、KEIRINとは異なる**「PIST6」という新しい競技形式**が採用されています。

  • 出場選手は6人(通常は7~9人)

  • レース時間が短く、テンポよく進行

  • AIを活用した映像・照明演出あり

  • 賭式は2連単・2連複の2種類のみ(シンプル)

この新スタイルにより、若年層やライト層のファン層を開拓しており、今後の競輪界の未来を担う施設として注目されています。


● 旧バンク:500mのロングバンク

旧千葉競輪場は500mの超大型バンクでした。直線が長く、追い込みが決まりやすい特徴がありましたが、現在の250mバンクとはまったく異なる特性です。

● 現在のバンク:250mの超高速バンク

  • 捲りや逃げが決まりやすい

  • 小回りで先行有利

  • インを突く動きが少なく、スピード勝負

レース時間が短くなったことで、「出遅れ=致命傷」となる場面も多く、スタートから一気に仕掛ける脚力型選手が活躍しやすい傾向があります。


PIST6では従来のKEIRINとは違う戦術・予想スタイルが求められます。

● 6車立てによるシンプルなレース構造

ライン戦がなく、個人技勝負。つまり、選手の「位置取り」「加速力」「駆け引き」がすべてです。

● 脚質と持ちタイムに注目

  • 脚質:逃げや捲りが決まりやすいバンク構造

  • タイム:過去レースの1周・2周タイムは重要な判断材料

特にPIST6はAIによるデータ分析も進んでいるので、TIPSTAR公式などのタイム情報をチェックすることが勝利への近道です。


TIPSTAR DOME CHIBAは、映像・音響・照明が融合したエンタメ要素の強い競輪場です。

  • 大型LEDスクリーンによる演出

  • スポーツバー風のスタンド席

  • 試合間のイベント演出も充実

  • ドーム内は写真撮影OK(SNS映え)

まさに「若者・初心者が楽しめる競輪場」の代表格といえる存在です。


千葉競輪場は、従来の競輪場とは一線を画す「次世代型のドームバンク」として注目を集めています。

従来のKEIRINファンはもちろん、新たに競輪を始める方にも親しみやすく、観戦・予想・体験すべてが進化しています。

高速かつ短時間で決着がつくPIST6では、スピードと瞬発力が勝敗を分けるため、選手個人の脚力と展開力を見極めることが予想のカギになります。

今後、競輪界を牽引する存在として、千葉競輪場の動向は要チェックです!