佐世保競輪場の特徴と予想攻略|逃げ有利なクセバンクを徹底解説!

佐世保競輪

長崎県佐世保市に位置する「佐世保競輪場」は、九州地方においても特にクセのあるバンクとして競輪ファンから知られています。

直線の短さと急なカント(傾斜)が、独特の展開を生み出すため、他場とは一線を画す戦術眼が求められる競輪場です。

この記事では、佐世保競輪場のバンク構造・決まり手傾向・予想攻略法・注目レースやアクセス情報など、勝つために必要な情報を網羅して解説します。


レース場名佐世保競輪場(佐世保バンク、させぼ競輪)
コース情報周長 400m
見なし直線距離 40.2m
センター部路面傾斜 31゜28´37″
直線部路面傾斜 3゜26´1″
ホーム幅員 10.0m
バック幅員 9.0m
センター幅員 7.5m
所在地〒857-0852 長崎県佐世保市干尽町2-5
電話番号0956-31-4797
公式サイトURLhttps://www.sasebokeirin.jp/
アクセス■電車・バス
JR佐世保線・佐世保駅からバスで約5分。
開催中(本場場外時)毎日9往復、佐世保駅⇔競輪場シャトルバス(無料)運行中。

専用無料 1400台
施行者佐世保市
所有者佐世保市
マスコット佐世保競輪 - トップくん&ウィンちゃん
「トップくん」「ウィンちゃん」

佐世保競輪 - 九十九島凪海 佐世保競輪 - 九十九島ナジョ 佐世保競輪 - 九十九島輪
九十九島三姫(九十九島凪海、九十九島ナジョ、九十九島輪)
Youtubehttps://www.youtube.com/channel/UCHsrH9sBqz9uDKggEKGsOFw
Xhttps://x.com/topandwin
https://x.com/micottersasebo
Instagramhttps://www.instagram.com/sasebo_keirin/

施設設備

  • 屋外スタンド、売店あり

  • ナイター設備完備

  • 無料駐車場あり

  • 女性・ファミリー向け施設も整備中


佐世保競輪場最大の特徴は、直線距離が51.0mと非常に短い点です。

全国平均(約53〜59m)と比べて5〜10mも短く、ゴール前での追い込みが効きにくいバンク構造になっています。

また、カント角(コーナーの傾斜)も36度とかなり急で、コーナーでスピードに乗りやすく、そのまま押し切る逃げ・先行型の選手が有利です。

特徴まとめ

  • 直線が短く「逃げ」「先行」有利

  • カントが急で、スピード型が好成績

  • 番手選手の差しは出づらい傾向

  • 他場の「差し有利型バンク」とは真逆の特性


直線の短さとコーナーのスピード感から、逃げやまくりがそのまま決まりやすい構造です。

決まり手割合(目安)
逃げ約35%
まくり約35%
差し約30%

※2023年〜2024年の平均的な傾向です。

追い込み・差しが効きにくく、前に出た選手がそのまま残る展開が目立ちます

逃げラインが強い場合は、素直に信頼するのがベター。


【1】先行タイプを軸にした車券構成が有効

佐世保では逃げ残りが多いため、脚質が「先行」の選手がいるラインを信頼して軸にする戦術が有効です。ダッシュ力より持久力・粘りに強い選手に注目しましょう。

【2】番手選手が差せない展開に要注意

一般的な競輪場では「先行 → 番手の差し」が王道パターンですが、佐世保では番手差しが不発に終わるケースも多々あり。ラインのまま決着するケースが多いのも特徴です。

【3】コーナー出口の仕掛けタイミングに注目

カントが急なため、コーナーで加速しやすいという特徴もあります。第3〜第4コーナー出口でスピードに乗った選手がそのまま押し切る形が多く、位置取りも重要な要素です。


記念G3レース:九十九島賞争奪戦

  • 開催時期:例年12月

  • 地元選手の参戦多数

  • 九州のトップ選手が集結

このレースは「記念競輪」の中でも伝統ある1戦。佐世保バンクの特徴を熟知している選手に注目が集まります。

注目の地元選手

  • 山崎賢人(長崎):若手エース、先行粘り型

  • 佐藤幸治(長崎):番手でも展開読み巧者

  • 安東宏高(長崎):逃げ中心の展開型選手


佐世保競輪場は、逃げ・先行有利の数少ない競輪場の一つです。短い直線と急な傾斜が、他場と違う展開を生み出します。

予想のポイントまとめ

  • 逃げ・先行型の粘りに期待

  • 差しは決まりづらいため過信禁物

  • コーナー仕掛けの脚質に注目

  • 地元選手のホームバンク巧者ぶりに注目

競輪場ごとに予想スタイルは変わります。佐世保では、積極性と展開を読んだ“前残り型”の予想が的中のカギとなります!