【競輪用語集】初心者必見!専門用語を分かりやすく解説|これでレース観戦も予想も楽しくなる

競輪用語

競輪はスピードと駆け引きが魅力のスポーツですが、競馬や競艇と同じく多くの専門用語が存在します。

予想紙や実況中継で頻繁に使われる用語を知らないと、レース展開を理解するのが難しく感じてしまうこともあるでしょう。

この記事では、競輪でよく使われる専門用語を初心者向けに分かりやすく解説します。

これを読めば、レース観戦や予想が一段と楽しくなるはずです。


競輪の基本的な用語

バンク

競輪が行われる自転車専用の走路を「バンク」と呼びます。400m、333m、500mなど競輪場によって距離が異なり、バンクの特徴がレース展開に大きく影響します。

周回

競輪は通常、1周400mのバンクを基準にレースが行われます。例えば2000mのレースであれば5周回となります。

発走機(スタート機)

スタート時に選手を一定の速度で走らせるための装置。前輪を押さえるスタートレールが下がると同時にレースが本格スタートします。


選手の位置取りに関する用語

番手(ばんて)

ラインの2番目の位置を走る選手。先頭選手の後ろに位置して風よけを利用し、直線で差すのが役割です。

三番手

ラインの3番目の位置。最後の直線で追い込みを狙う選手が入ることが多いです。

マーク

ある選手の後ろについて走ること。特に「番手マーク」「三番手マーク」という使い方をします。

位置取り

レース中に有利な場所を取ること。スタート直後の位置取りは、その後の展開に大きく影響します。


戦術・走り方に関する用語

逃げ

先頭を走り、後続を引き離しながら押し切りを狙う戦法。スタミナが求められます。

捲り(まくり)

中団や後方から一気にスピードを上げて先行選手を追い抜く戦法。破壊力があり、決まれば大きな勝ち方になります。

差し

直線で前の選手をかわす戦法。番手選手がゴール前で差す場面は競輪の醍醐味のひとつです。

追い込み

最後の直線勝負に特化した走り方。ゴール直前に持ち味を発揮する脚質です。


レース展開に関する用語

ライン

同じ地域や師弟関係などのつながりで組まれるチームのようなもの。通常は「先行+番手+三番手」という並びで走ります。

打鐘(ジャン)

残り1周半(残り600m)の時点で鳴る鐘。これを合図にレースが本格的に動き出します。

踏み出し

スパートをかけてスピードを一気に上げること。仕掛けどころを見極めるのは予想の大事なポイントです。

番組

レースの出走表のこと。選手の並びやライン構成を把握する上で重要です。


投票(車券)に関する用語

2車単

1着と2着を着順通りに当てる券種。配当妙味があり、人気の券種です。

3連単

1着・2着・3着を着順通りに当てる券種。難易度は高いですが、的中すれば高配当が期待できます。

2車複

1着と2着を順不同で当てる券種。比較的当てやすい車券です。

ワイド

選んだ2人が3着以内に入れば的中。初心者向けの買い方とも言われます。


その他よく使われる用語

脚質

選手の走り方のスタイル。大きく「逃げ」「捲り」「追い込み」に分かれます。

斡旋(あっせん)

選手がレースに出場するために主催者から割り当てを受けること。開催地やレースによって選手が決まります。

落車

レース中の転倒のこと。落車は波乱の要因となり、配当に大きな影響を与えます。

失格

反則行為などで失格になること。ライン妨害や押し上げなどが該当します。


まとめ|用語を知れば競輪はもっと面白い!

競輪には専門用語が多く存在しますが、一度理解すればレース観戦や予想がぐっと楽しくなります。

  • 「番手」「ライン」など位置取りに関する用語

  • 「逃げ」「捲り」「差し」など戦術に関する用語

  • 「2車単」「3連単」など車券に関する用語

これらを覚えるだけでも、競輪中継や新聞が分かりやすくなり、予想の幅も広がるでしょう。

2025年も数多くのGIII・GII・GIレースが開催されます。ぜひこの記事を参考に用語をマスターし、競輪をさらに楽しんでください!